KEIAN DM626 H3 (取り扱い注意)

KEIANのDM626 H3についてのメモ的なもの
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このキャプチャーボード(以下キャプボ)、HDRECSと比べるとかなりお手頃な価格だけど幾つか注意は必要。

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付属CD。Web上ではドライバは更新はおろか既存のバージョンも公開されていないので、これをコピーせず紛失すると大変(・・;)

LM-04899
LM-04900
フロントエンドはNXP(旧Philips Semiconductor)のレシーバ…なんかこれで大丈夫なんでしょうか?っていうくらいシンプル!

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よく問題になるHDMIコネクタ部のマージン。幸い私のケースでは余裕があったε-(´∀`*)

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コネクタッピッチがものすっごく狭いw多分一般に出回っている殆どのHDMIコネクタはぶつかって挿入困難かと…しかもこの入力セレクタはとっても曖昧。上書きでHotPlugが検知されると勝手に切り替わるという仕様みたい。起動時に同時挿しだった場合は多分何れかの優先度が決まってるんだろうけど、何れにしてもソフト側からは1個の入力しか見えない模様。

付属のBlazeDTVというコントロール&プレビューを行うソフトが入っているが、これはよく言われているとおり使えなかった。
amarec01amarec02
amarectvを使うんだけれども、これも不安定な部分があった。
初回起動時のダイアログ消去(初回時)
「Vistaについて云々…」というダイアログはShift + Enter で次回以降出なくなる。
「ヘルプ云々…」は設定のヘルプボタンで次回以降出なくなる。
音声入力の設定(初回時と音声をモニタして来てなかったら)
設定->全体タブ で音声の確認は初回時必ず行うこと。
レスポンスについて(初回時)
設定->高度な設定タブ、「プライオリティ」にチェック、「リアルタイム」にする(「高い」の設定でももしかしたらOKかもしれない)。
コーデック(初期)
これは幾つか試してみて調整。amarecコーデックは何れにしても購入しないといけない。
amarectvが起動時起こすハングアップ現象(Winアップデ後によく発生?)
なんだか判らないけど、WinUpdateとかあった後によくこういう症状が出る(アップデート履歴でドライバの更新がないときでも…)。amarectv起動時に設定画面が出て、強制終了のパターン。amarectvとDM626とマザー、グラボ、ドライバー、なんかがそれぞれが密接に関係して単一的にこれがわるいとはいえないけれど、こんな現象が出たら…ビデオとオーディオのドライバーを再インストールして再起動する。終わり。
HDMIレーンの取り違いかYCbCrの位相がずれる(たまに発生)?
dm626_ng01
BlazeDTVでもこの症状は同じなので、D626側のバグと思われる。NXPへのコントロールがイケてない多分(´д`)。手っ取り早い解決策はコネクタ抜き差しで終わり。
最後にHDRECSより唯一優れている点は裏でエクスプローラやブラウザなどを動かしていても映像は安定しているということ。HDRECSはマルチタスクによる耐性が弱く、ライブ映像で画面が飛んだり、記録中であればファイルが分割されたり、記録追いつかずが中断されたりすることがある。それでもキャプボではHDRECSが今でも一番いいと思う。なんせ予測できない不安定さほどコワイモノはない(汗)
某価格情報では高い評価だけど、高額なHDRECSと交換したくなるくらいの不安程度。でもいまRM94に挿さっているHDRECSを抜いて自作のほうに挿したら、ほんとにType R Masterは現役引退しそうなので、暫くこのままいくかもしれない…(´Д⊂ヽ
LM (8 - 9)