vimのカラースキームをオーバーライドする -AfterColors-

vimのカラースキームはどれも素敵ですよね。
Vim Colorscheme Gallery – cocopon
ただ、中にはココもうちょっと補正したい!って所もあったりします。
私は先天性の飛蚊症に加え乱視が年毎にひどくなってきているので、 黒背景で少し白が浮いたようなのは見辛いと感じています。

AfterColorsというプラグインを使えば、オリジナルはそのままで、補正箇所をオーバーライド出来ます。

手順 (AfterColors.vim の説明文より抜粋)

” — Vim Load Sequence —
1 – _vimrc
2 – vimfiles/colors/myColorsName.vim
3 – vimfiles/plugins/[plugins]
4 – vimfiles/plugins/AfterColors.vim
5 – vimfiles/plugins/[more plugins]
6 – vimfiles/after_colors/myColorsName.vim

この手順で完了します。pluginsではなく、pluginが正解です。dotfiles(.vimrcや_vimrcなどは手を加えません。)

wombatを例に変えてみましょう。

%USERPROFILE%vimfiles に以下のファイルを配置します。(Macでは$HOME/.vim)

~¥vimfiles
├─after_colors
│ wombat.vim ( override置き場

├─colors
│ default.vim
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
│ wombat.vim ( オリジナル
│ zellner.vim

└─plugin
AfterColors.vim ( プラグイン置き場

colorsディレクトリ内には追加されたカラースキームファイルがあると想定します。ここにオリジナルを置きます。幾つかファイルがありますが、wombat以外のファイルはとりあえず無視してください。

pluginディレクトリに解凍したAfterColors.vim を置きます。
after_colorsに自分用に補正したカラースキームの同名ファイルを置きます。
オリジナルに追記に下記を追記します。

背景をやや暗くしました。分かりやすくするために、行番号色も変えてあります。

"overriding color
hi Normal guifg=#f6f3e8 guibg=#141414 gui=none
hi NonText guifg=#808080 guibg=#181818 gui=none
hi LineNr guifg=#814bcf guibg=#808080 gui=none
hi Number guifg=#e528cd gui=none

オリジナル補正前 補正後
Win
Mac

関連

参考