YSP-2200 レビュー

レビューという大それた記事ではないですが(;^^)ヘ..設置した感想などを…

外観

外観は良好!他の機器ともよく馴染んでます。

結線

極めてシンプル、HDMIケーブル1本です。
YSP-2200のHDMI1端→KDL-40HX800、音声はARCで返る仕組み。
サブウーファーにはYSP-2200からスピーカーケーブルによる結線が必要です。

背面パネル

HDMI×3入力系統、1出力系統(ARC)、切り替えは付属のリモコン若しくは本体で行います。

配置

筆者のリビングはリスニングポジション=ソファーの後ろがダイニングなので、後方からの反射は期待できません。
しかし後方反射が無い環境でも、YSP-2200から一定距離を置けばビームが拡散され適度な音像領域が確保されます
図のYSP-2200からリスニングポジションまで約2mです。1m以内では直にビームが当たって不自然に聴こえます。
サブウーファーはかなり右寄りですが、低域は拡散しやすいのでこの位置でも大丈夫です。

セットアップ・キャリブレーション

付属のDVDとリモコン、そして調整用マイク。調整はマイクを設置すると設定画面が出るので、誘導に従って操作。あとは自動で調整してくれます。
ブラビアのリモコンから→YSP-2200のIr→HDMI機器制御(TVやレコーダ)の操作が可能。
別途YSPにはIrフラッシャも付属しています。YSP-2200からIr発光させTVの受光部に取り付けるというもの。主にパワーオン時、HDMI系統が寝ているときに効果があります。

音質

個人的な感想ということでご了解ください。

HX800の内蔵スピーカー(←そもそもコレが酷い)より遙かに改善されます!
例えが適当でないかもしれませんが、電話の音がFM放送になった位良くなります(笑)
音作りは癖がある音作りには感じられないものの、やはりヤマハ、堅めです。特に低音は鋭敏な印象を受けます。高域もやや堅めなのですが、これは音作りというよりビーム方式による堅さです。一定距離を取れば長時間聴いていても疲れません。
サラウンドに関しては文字で伝達するのが非常に難しいです。無理矢理表現するならば、独立SPシステムよりは劣るものの充分な立体感は感じることが出来るという感じでしょうか・・・少なくとも、この形でこんなに立体感出るの?という驚きはあると思います。そもそも筆者はTV音質の改善が目的だったので、サラウンドには重点を置いていないのです。

テレビで音楽

これまでTV音楽など聴こうとも思いませんでしたが、YSP-2200はそれを可能にしてくれました。

難点

赤外線リモコンの塾範囲が狭いです。SONYのリモコンに馴れている方は注意が必要です(あまり知られてないことですが、SONYのIr受光角はめちゃめちゃ広いんですよ)。
(HDMIの自動起床装置が働かず、)システム起動時YSP-2200の音が鳴らなないことがあります。この場合、TV音に切り替わります。100回に1回程度の頻度です・・・。


【商品情報】YAMAHA デジタル・サウンド・プロジェクター YSP-2200
開発ストーリー

【参考】ヤマハ「YSP-2200」で『ガンダムUC』を聴いてみた-ASCIIxデジタル-
【参考】テレビの下に置けるリアル7.1チャンネル、ヤマハ「YSP-2200」登場-ITmedia-