最近は比較的安価なマイコンボードでも、標準でネットワーク機能を搭載するものが増えてきました。
普段Windows環境がメインな人、かつサーバ管理者でもない人がUNIX系ターミナルに触れる機会は増えてきていると思います。私もその一人です。PCのセットアップ時には必ずターミナル=minttyをインストールするようになりました。
ちょっと前までminttyはMSYSをインストールしていました。
Windowsで最高のターミナルを構築する方法
2011年末頃よりCygwinにminttyが搭載されCygwinのオプションとしてminttyの自動インストールが可能となりました。MSYSより設定が簡単です。
Cygwinのインストール
インストールはウィザードに従って進めるだけ。
コンポーネントの選択はこちらが参考になるかと思います。minttyセットアップ全般にも詳しい解説がなされています。
Cygwinのターミナルエミュレータminttyの導入
d9magai氏の説明通りに、cygwinetcpasswd
というファイルの内容を編集するとzshで起動します。
zshのカスタマイズ
ここのoh-my-zshというカラースキームを使うと素敵になります。
cygwinetcpasswdを編集しない場合、すなわちデフォルトではbashなのですが、これもちょっと寂しい配色。
$HOMEの.bashrcを読み込んでいないようで、プロンプトの変更もカラースキームも適用できません。調べると初回起動時は
C:cygwin64etcbash.bashrc ( x86=32bit版の場合は C:cygwinetcbash.bashrc )
を読んでいるよう・・・(何故?)
そこでここを弄ると素敵になりました。カスタマイズはArch Linux-Color Bash Prompt-を参考にしました。
なお起動のショートートカットを
C:cygwin64binmintty.exe -i /Cygwin-Terminal.ico –
からオプションを付きに変更すると~/.bash.rc を起動時から読んでくれるようです。