ずっと使っていたVGP-D24WD1を引退させたので別途外付けのKVMが必要となった。1万円を切るのも出てるけど、安定性を重視してATENにした。ATENのKVMは仕事のメインモニタにも挟んでいて特に大きな問題はおこしていないので…。
さらりと全般的なもの
パッケージ、付属品、外観(別途保証書が添付)
ケーブル類の関係で、箱がめっちゃでかいw配線は付属のケーブルでなくても大丈夫。
フロントとリアパネル
音声(アナログ)系統はアンプに直に繋いでアンプで切り替えているので使わないけど、7.1chに対応しているみたい。
コンソール部
上のAUTO SCANというのは取説を読んでもよく分からなかった。下のスイッチで手動選択。普通押しで信号系統のみ、長押しでモニタのUSB全切り替えとなる。
右は信号系統のみが切り替わった状態。他キーボート、マウス(デフォルトではOFF)でも切り替え可能。
その他気になったこと
HDMIは通過しない
前のCS1782/CS1784のときもそうだったけど、DVIの形状でHDMI信号が通過しない(EDIDのCEA拡張部なし)。なのでPCからDVIコネクタからHDMIの信号が出ている仕様では、ポートはDVIとして作動するので、デジタル音声は消える。というか出ないようになってしまう。
切り替え後の挙動
同じく前のCS1782/CS1784のときもそうだったけど、切り替え後にUSBキーボードまたはマウスが動作しないときがまれにある(再切り替えで復活する可能性あり)。
EDID Detailed Timing Descriptor(以下DTD)について
ネイティブが1400×1050となっている。
これはどういう意図かかはよくわからないけど、今一番出回っているFullHDのモニタを繋いだときはPC側でカスタム解像度(正確にはカスタムではなく一覧にない解像度)の追加が必要となる。
(EDIDのあるバージョンからソース側はスタンダードタイミングのデータでなく、CEA拡張のタイミングフォーマットと互換のあるこちらのDTDを重視するというお約束になっている模様。)
VAIO RM付属キーボードにあるFeliCaポートは使えなくなる
Edyが楽天に移行するので、(機能ではなく好みの問題でw)ブランドにも愛着が無くなっているし、そろそろEdy、潮時かもしれない…
非選択で解像度がATENのDTDになってしまう
これも前モデルと同じ。PC起動時に非選択だと1400×1050になってしまう。この辺は今接続されているか若しくは、最後に接続したモニタのEDIDを一時記憶しておく処理を置けばいいだけのことだけど、その辺は改良されていない。たいした労力でないと思うので、筐体の色変えるくらいならこっちを何とかして欲しいと思った。デュアルモニタのクローン表示にしてマスタ側を別途設けて映しておけば、これが回避できる場合もある。しかし、これではKVMとしての機能が半減する。
あと、WUXGAを超える解像度は試していないので、デュアルリンクの性能は現在は判らない。