SENNHEISER HD25-1 II

愛用してきたMDR-CD900STがパートナーに持っていかれ、ほぼパートナー専用機になってしまったので、代わりにHD25-1 IIを使うことにしました。もう一個CD900STでもよかったのですがね。

開封・外観

チープな袋と交換用イヤーパッドが付属していました。

プラグは3.5φに6φをねじ込むタイプ

質感は、プラスチッキーですんーーごいチープ
ものすごく軽い。例えると、MDR-V300??クラス。

プラはコーティングされていないので、長年使ってるとたぶん男性皮脂に浸食されて…
ある日ポキッと(( ;゚Д゚))

「持つのか?これで」

…っという心配がわきます。
イヤーパッドもザラついてて質はよくないですね。こちらも腐食が心配。
ただ、デザインはいい感じです。個人的にはCD900STよりも格好よい。CD900STデザイン改良しないかな?

フィット感

イヤーパッドは小さめで、耳の内側置くタイプ。
圧はほどほどに掛かります。ゲージを調整すると若干和らぎます。パッドがザラついているので、耳あたりの感触もよくありません。質感に関しては日本人の感覚かから大幅にずれています。

CD900STやZ1000と比べると圧の掛かり方はやや強い。でも大差はないです。むしろ形状が異なる、すなわちCD900STやZ1000は耳よりパッドがやや大きいので、圧の掛かり方をどうとらえるかは個々の好みになると思います。CD900STはパッドが薄い分、短時間で耳が痛くなります。HD25のパッド厚は900STよりも厚く、その分長時間使用ができるかもしれません。軽量で軽く乗っける感じなので、重さ、湿度、暑さにに対しては優位性があります。

音質

ここに記載された内容は私個人の耳で聴いた印象にしか過ぎません。購入を検討されるのであれば、是非ご自分で実機を触れて、ご試聴されることをおすすめします。

固く強調された低音を除けば、若干乾いた感じだけど、全体としてフラットでクセのない印象。
解像度感はないものの、音像はしっかりしていて楽器やヴォーカルが”かなり”間近に感じられる。

この音像感がこのヘッドフォンのもっとも評価すべきところではないかと思います。

HD25は”ドンシャリ”だという評判をよく見かけますが、私にはドンシャリでなく、ただのドンです(笑)
ちょうど、WalkmanのCLEARBASSを2ステップ位上げた感じ。

CD900STと比べると、こちらがやや籠もった印象になります。CD900STは中高域の抜けがいいので。ボーカル重視ならCD900STでしょう。MDR-CD900ST、HD25-1 II、MDR-Z1000この3者を比べると900STが一番フラットで自然な聴き心地です。

MDR-Z1000と比べると、今度はZ1000のほうが籠もって聴こえます。これはZ1000の特異なチューニングによるもの。Z1000は中高域のあるポイントにトラップフィルタがあるように聴こえるんです。超高域はZ1000が出ていて解像度感もZ1000が上回ります。HD25に比べZ1000のほうが”やや”柔らかく”しっとり”感があります。

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